第70期(平成22年11月1日~平成23年10月31日)の事業報告をさせていただきます。
第70期は3月11日の震災のマイナス影響が大きく、4月末の中間期では売上が前年より6百万円減少し、利益も前年より27百万円落ち込むなど、経営的に非常に困難な時期となりました。
しかしながら下期では、上期決算内容に全社員が奮起し、営業活動の強化、要員配置、生産効率の見直し、在庫管理の徹底など上期に明確となりました課題に全社一丸となり改善に努めた結果、売上は前年に対し5千万円増加、当期純利益も前年に対し2百万円増加という決算内容で終了する事ができました。
5月から10月までの下期にて、売上を前年比56百万円、利益も28百万円増加させた結果、第70期の最終決算となりました。
あの大震災が無ければ・・・・という思いはありますが、下期に全社一丸となり課題に取り組み、第70期決算を増収、増益にて終了した事は、全社員の底力の強さによるところが大きいと実感いたします。
また、当社お得意様、関係会社様の、この間の力強いご支援があった事も、ここにお礼を申し上げなければなりません。ありがとうございました。
第71期はもう開始をしております。
11月の決算は前期に比較し、かなりの改善がみられる結果でありました。これも前期に努力した効果が、まだまだ改善点はありますが、少しづつ実を結んでいる結果と考えております。
今期は用紙、インキ等の原材料値上げが既に決まっており、コスト削減を前年以上に進めていかなければ、安定した経営基盤の確立は出来ません。
前期の経験を基に、今期も全社員一丸となって頑張りますので、当社お得意先様、関係会社様にあっては、今後とも変わらぬご指導、ご贔屓をお願いいたします。
以上第70期の決算報告をさせていただきました。
文 総務部長 村松 功二郎
過日監査法人による監査を終え、第69期上期(H21/11/1~H22/4/30)の中間決算内容が確定致しましたのでご報告させていただきます。
売上は前年対比110%増、営業利益は前年3000万円超の赤字でしたが、今期は200万円の営業黒字と、3400万円前年より改善いたしました。
経常利益は、前期2200万円の損失でしたが、今期は700万円の経常利益となり前年比増収、増益となりました。
今期は売上確保、生産の効率化を全社一丸で押し進め、営業利益を出せる会社体質に変換していく中期3ヵ年計画の最終年でもあり、この2年間の成果が決算内容に現れた結果であると総括しています。
1、キャッシュフローが前年比3000万円改善致しました。
2、製品、半製品在庫を大幅に減少させ、会社体質のスリム化を押し進めました。
3、売上高確保を第一としながらも、見積時の原価管理を徹底し、安売りによる売上高確
保は行なわず、前年同等の営業利益率確保をいたしました。
4、生産現場の効率化、多能工化を進め、最小人員による生産高確保をいたしました。
5、4の成果として、固定費部分の圧縮を大幅に行いました。
但し問題点もまだあります。
1、計画数値が、全指数下回っている。
2、原材料費、外注費等の変動費率(売上高比例)が上昇している。
3、新規設備の稼働状況が当初の計画値を下回っている。
4、販売部、工場の連携部分の効率化の進捗が進んでいないため、同一製品の頻繁な
生産が行われ、効率化の阻害要因になっている。
5月に入り第69期の下期となりました。
上期の反省点の課題の明確化、対処方針をあきらかにして、通期営業利益を確保するため、上期以上の努力が必要となります。
更に全社一丸となって取り組む決意を延べ上期決算報告を終了いたします。
文責 総務部 村松
当社取締役営業本部長、佐々木俊之から、今期の営業方針をうかがいました。
昨年度の当社の売上は、世界経済の低迷により非常に落ち込みました。
但し、世界経済のあおりを受けた、という理由のみで、昨年度を総括する事は、非常に危険である、という認識は強く持っています。
私たちが、お客様に提案しているものは、最終ユーザーに喜んで受け入れられるものであって、世界経済が落ち込んではいても、最終ユーザーの全てが、売上を大幅に落としているわけではございません。
要するに、昨年度の営業姿勢は、お客様の要望に耳をかさない営業姿勢にあった、と総括しています。
その点を踏まえ今期営業企画部を新設いたしまして、お客様の要望を素直にお聞きし、形に変えていくことを最重点課題とし、取り組むことといたしました。
その取り組みによるお客様満足度の向上が、当社の売上増ともなっていくだろう、そのように願いつつ、日々販売部員とともに、お客様満足度向上のため奮闘しています。
そうはいってもなかなか思うようには、お客様満足度を向上させることはできません。
販売部員の力量、当社の生産力もお客様満足度向上にかかせない要因です。
今後は、販売員の力量を向上させつつ、良い品物を、定められた納期で納めらるよう努力いたしてまいります。
どうか、よろしくお願いいたします。
佐々木本部長ありがとうございました。
ちなみに佐々木本部長は、本当に誠実な人柄で、どんなお客様に対しても誠実に対応させていただいています。
社員の信頼も厚く、良き相談相手となって戴いています。
本部長曰く ”公平な愛” がモットーとの事です。。。
公平の愛を自宅でも与えているそうですね。。。
ダイちゃん(上) ユウちゃん(下) どちらも公平な愛でかわいがっています。